
鳥取県境港市で生まれ育った写真家・植田正治(1913-2000)。
生涯にわたり故郷を拠点としながらも、「植田調」と呼ばれる個性的な表現スタイルで世界的に知られたアーティストの一人です。
植田の作品は、自身の家族や近所の子どもたちなど身近な人々をモデルにしながらも、おとぎ話や演劇の一場面のような、不思議な雰囲気をまとっています。
その日常と非日常が溶け合ったユニークな世界観は、見る人の想像力を刺激し、今も多くの人の心をとらえて離しません。
本展では、初期から晩年まで150点以上の作品と資料を、それらにまつわるエピソードとともにご紹介します。
地方に暮らしながらも、世界に確かな影響を与えた植田正治。優しさとユーモアにあふれた唯一無二の世界を、ぜひご堪能ください。
9:00~17:00(入館は16:30まで)
11月の毎週金曜日は、20:00まで開館(入館は19:30まで)
月曜日
11/3(月・祝)と11/24(月・祝)は開館し、11/4(火)、11/25(火)は休館します。
宮崎県都城市姫城町7-18
一般 | 1,000(800)円 |
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高校生・大学生 | 500(300)円 |
フリーパス | 1,300円 |
ペアチケット(前売りのみ) | 1,300円 |
中学生以下 | 無料 |
一般 | 高校生・大学生 | フリーパス | ペアチケット(前売りのみ) | 中学生以下 |
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1,000(800)円 | 500(300)円 | 1,300円 | 1,300円 | 無料 |
※「うえた」さんも可。お名前が確認できるものをご提示ください。
(販売期間:10/24(金)まで)
都城市:田中書店(妻ヶ丘本店・川東店のみ)、都城市ウエルネス交流プラザ、宮崎カメラPlus
宮崎県:コープみやざき全店、宮交シティ、宮崎県立美術館、宮崎山形屋本館5階
鹿児島県:霧島アートの森、コープかごしま全店、高木画荘、山形屋、レモン画材
植田 正治
題名不詳(1949年)Photo : Shoji Ueda(個人蔵)
(左)植田正治、(右)妻・紀枝
1913(大正2)年、鳥取県西伯郡境町(現・境港市)に生まれる。
中学時代より写真に熱中。32年に上京し、オリエンタル写真学校に学び、帰郷後19歳で植田写真場を開業する。
以後、精力的に作品を発表、終生山陰を舞台に、自身の家族や地元の人をモデルに演出写真を撮りつづけ、「植田調」と呼ばれる独特な写真世界をつくりだした。
2000年死去。作品集に『童暦』『植田正治 小さい伝記』『僕のアルバム』『写真とボク』『植田正治の世界』など。
---『カコちゃんが語る植田正治の写真と生活』より引用
題名不詳(1949年)Photo : Shoji Ueda(個人蔵)
(左)植田正治、(右)妻・紀枝
少女四態(1939年)Photo : Shoji Ueda
パパとママとコドモたち(1949年) Photo : Shoji Ueda(個人蔵)
妻のいる砂丘風景(Ⅲ)(1950年) Photo : Shoji Ueda(個人蔵)
シリーズ「童暦」より 紙芝居屋が行く(1960年) Photo : Shoji Ueda(個人蔵)
シリーズ「小さい伝記」より(1977年)Photo : Shoji Ueda(個人蔵)
シリーズ「西洋点描」より ①ニース(1977年)Photo : Shoji Ueda(個人蔵)
シリーズ「白い風」より(1981年) Photo : Shoji Ueda(個人蔵)
シリーズ「砂丘モード」より(1983年) Photo : Shoji Ueda(個人蔵)
【住所】
〒885-0073 宮崎県都城市姫城町7-18
【TEL】
0986-25-1447
【FAX】
0986-24-8103
美術館敷地内駐車場6台(うち1台は身障者専用スペース)
市役所駐車場140台(無料、道路向かい)
※他施設との共用のため十分なスペースではありません。なるべく公共交通機関をご利用ください。
※11/8(土)に限り、近隣施設の行事のため、美術館から中央公民館までの道路が通行止めとなります。詳細は、都城市立美術館ホームページにてご確認ください。
【電車】
JR日豊本線「西都城駅」から徒歩10分
JR吉都線「都城駅」から車で10分
【バス】
「市立美術館前」下車
「広口」または「西広口」下車、徒歩5分
「市役所前」下車、徒歩2分
「早鈴入口」下車、徒歩3分
【自動車】
宮崎自動車道「都城IC」から都城方面へ20分
東九州自動車道「末吉財部IC」から都城方面へ20分