

日本近代美術史を語る上で欠かせない存在である岸田劉生。彼はわずか38年の生涯で、次々と作風を変え、極めて独創的な画業を辿りました。時代の潮流にとらわれないその歩みの根底には常に、美とは何かという問いに対する飽くなき探求心がありました。
本展では、油絵や素描、版画、後年の日本画、雑誌『白樺』との繋がりがうかがえる装丁画など多彩な作品約180点を展示し、その画業を展望します。岸田劉生の芸術観が如実に現れた静物画や、愛娘・麗子を描いた重要作とともに、岸田劉生の著作から抜粋した言葉も紹介。孤高の画家が生涯をかけて深化させた美の世界に迫ります。
月曜日
11月23日(月・祝)は開館、11月24日(火)は休館します。
9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
11月20日(金)、21日(土)は20:00まで開館。
宮崎県都城市姫城町7-18
| 区分 | 当日 | 割引 |
|---|---|---|
| 一般 | 1,000円 | (800円) |
| 高大生 | 500円 | (300円) |
| 中学生以下 | 無料 | |
| ペアチケット(前売りのみ) | 1,300円(2枚1組) | |
| フリーパス | 1,300円 | |
都城市立美術館・田中書店(妻ヶ丘本店・川東店のみ)・都城市ウエルネス交流プラザ
宮崎県立美術館・宮崎山形屋・コープみやざき全店
霧島アートの森・山形屋・コープかごしま全店
東京の銀座に生まれる。父は漢学を修めた実業家の岸田吟香。
1905年に両親を相次いで亡くし、中学校を中退。数寄屋橋教会に通い日曜学校で教えながら独学で水彩画を描く。
1908年から葵橋の白馬会洋画研究所で外光派の画風を学ぶが、雑誌『白樺』の購読をきっかけに、ゴッホ、セザンヌに強く惹かれ作風が変化する。
白樺派の武者小路実篤やバーナード・リーチとも親交をもつ。1912年ヒュウザン会展に参加。1914年には愛娘・麗子が生まれる。
1915年には草土社を結成。この頃にはデューラーなど北方ルネサンスの画家に範をとる。草土社の細密な描写は時代錯誤とされる一方、各地の若い画家に影響を与えた。
1920年代には初期肉筆浮世絵や宋元画、南画など東洋美術にも傾倒し、制作の中心は日本画になる。
1929年に満州旅行の帰途、山口で急逝。38年の短い生涯の中、次々と作風を変えながら美を探求し、日本近代美術史上に比類なき足跡を残した。
(作品は《自画像》1913年 笠間日動美術館)
童女図(麗子立像) / 1923年 / 神奈川県立近代美術館
童女図(麗子立像) / 1923年 / 神奈川県立近代美術館





《彩果五題》 / 笠間日動美術館
築地居留地 / 1913年 / 笠間日動美術館
壺 / 1916年 / 下関市立美術館
初夏の小路 / 下関市立美術館
麗子之像 / 1918年 / 笠間日動美術館
村娘之図 / 1919年 / 笠間日動美術館
静物(林檎と葡萄) / 1919年 / 笠間日動美術館
武者小路実篤『友情』特装本表紙 / 1920年 / 笠間日動美術館
村娘観魚 / 1925年 / 笠間日動美術館
猫図 / 1926年 / 笠間日動美術館
麗子十六歳之像 / 1926年 / 笠間日動美術館
岸田麗子《田之浦より見たる桜島》岸田麗子 / 1929年 / 笠間日動美術館
【住所】
〒885-0073 宮崎県都城市姫城町7-18
【TEL】
0986-25-1447
【FAX】
0986-24-8103
美術館敷地内駐車場5台(おもいやり駐車場あり)
市役所駐車場140台(無料、道路向かい)
※他施設との共用のため十分なスペースではありません。なるべく公共交通機関をご利用ください。
【電車】
JR日豊本線「西都城駅」から徒歩10分
JR吉都線「都城駅」から車で10分
【バス】
「市立美術館前」下車
「広口」または「西広口」下車、徒歩5分
「市役所前」下車、徒歩2分
「早鈴入口」下車、徒歩3分
【自動車】
宮崎自動車道「都城IC」から都城方面へ20分
東九州自動車道「末吉財部IC」から都城方面へ20分